木は時とともに魅力を増していく唯一の素材。木の家を建てて、10年、20年と暮らせば、そこにかけがえのない愛着が生まれていることでしょう。「やっぱり木の家にしてよかったなあ」と、あなたはきっと思うはず。
でも、魅力はそれだけではなく、まだまだたくさんあるのです。自然素材ならではの木の魅力。工業製品ではつくれない、まさに自然の恵みのような木の魅力を知れば、きっと木の家を建てるよろこびもよりあふれてくることうけあいです。


床は家の中でいちばん体が触れる部分でもあります。そんな床が足ざわりのいい天然無垢材だったら、毎日の暮らし心地も大きく変わります。素足に感じるやさしいぬくもり。床としての適度な固さを保ちながら、それでいてやわらかい。夏は素足に心地よく、冬は冬で冷たく感じません。こんなに人の体にやさしい感触は工業製品では出せるものではありません。一度、天然無垢材の足ざわりを体験したら、もう合板の床には戻れないとよく聞くことも、納得です。一年中、素足が気持ちいい家。それが木の家なのですね。

床は家の中でいちばん体が触れる部分。足ざわりが心地いい 天然無垢材の床にすれば暮らし心地も大きく変わります。


木といえば見た目に美しい木目模様もまた魅力です。ひとつとして同じものがない木目模様は見ていて飽きないのですが、実はこの木目模様のパターンは1/f という微妙に不規則な独特のゆらぎをはらんでいます。1/fのゆらぎは、川のせせらぎや、ろうそくの炎のゆれや、胎児がママのお腹の中で聴く心拍音など、自然界のさまざまなものがもっていて、私たちの心を落ち着かせてくれます。木目模様を見て心が和んでいくのには、そんな秘密があったのです。自然界の美しい贈り物といえる木目で空間を満たす木の家。思えば、とても贅沢なことでではないでしょうか。

胎児がママのお腹の中で聴く心拍音、川のせせらぎ、ろうそくの 炎のゆれ…。1/fのゆらぎは自然界独特の心地いいリズム。


ヒノキ風呂に入ったときや、お寿司屋さんの白木のカウンターに座ったとき、木の香りの心をやすらげた経験を、多くの人が持っていると思います。木の香りはなぜ私たちの心をやすらげるのか?実は、木の香りにはフィトンチッドという成分がふくまれていて、これは森林浴で感じる、あの森の香りと同じ成分なのです。どうりで心をやすらげてくれるわけです。家の中にいながらにして森林浴と同じ効果が得られるなんて、これもまた贅沢なことですね。

木の香りには、なんと森林浴と同じ成分が含まれているんです!


木は家になってからも呼吸している、なんてことがよくいわれます。もちろんそれはあくまでもたとえなのですが、木は電子顕微鏡で見るとミクロの管が集まったようなハニカム構造をしていることがわかります。この管に、空気が湿っているときは水分をため込み、逆に乾燥しているときは管から水分を放出するのです。つまり空気の調湿をしてくれる。木の家にお住まいの方はご存じのように、木の家は梅雨時もとってもさわやか。冬場の乾燥も防ぐので、のどやお肌にもやさしいのです。

入った瞬間、木の家はさわやかさを感じられます。その秘密は木が お部屋の空気を調湿してくれているからなのです。


ハニカム構造をしている木は内部にたくさんの空気をため込んでいます。そのため、音を吸収する働きがあって、耳障りな高音や低温を適度に吸収して、まろやかな響きに変えてくれるのです。木管楽器の深みのある音色や、コンサートホールに木が多用されていることを思えば納得ですね。こんなところまで木は暮らす人にやさしい素材なのです。

耳障りな音を吸収してくれる木。目に見えないところでも空間を やさしくしてくれていたのです。


いかがでしたか?木のさまざまな魅力。時とともに味わいを深めて、暮らしになじみ、やさしいぬくもりや木目模様、香り、空気、音でも、私たちの心をやすらげてくれる。つまり木は、暮らす人の五感と響きあう素材でもあるのです。そんな素材で建てた家なら、とても心地よい毎日が過ごせそうですね。

木は暮らす人の五感と響きあう。こんな素材、ほかにはありません。